一誠堂書店

一誠堂書店(いっせいどうしょてん)
[古書全般] 国文学、歴史、民俗、宗教、郷土誌、美術、和本、洋書、文科系古書全般、映画、演劇

古書店界の名門、
創業100年をこえる老舗

 創業100年をこえる、神保町でも老舗中の老舗。初代の酒井宇吉さんが新潟・長岡で創業したのが明治36年。その3年後、明治39年に神田に移転した。専門分野は洋書を含めて文科系の古書籍全般。それと古典籍。店のホームページに記載されている「主要取引先」には国内の各大学や図書館と並び欧米の主たる大学、図書館なども名を連ねる。

 確かな品揃えとともに目を奪われるのは、昭和6年に建てられたという店舗ビル。靖国通り沿いの歩道から、一段高くなっている店の入り口上部に取り付けられている歴史を感じさせるステンドグラス。店内に足を踏み入れると、一階の床には磨きぬかれた大理石が敷き詰められ、格調の高さを映し出す。

奥に進み、レジ横にある大きくて古風な柱時計を左に眺めつつ右側に目を向けると、階段がある。アールデコ調のデザインで、親柱の上にはやさしい光のランプが灯っており、古書店というより格式高い老舗のホテルの階段と錯覚してしまうほどだ。

洋書、美術書、和本を中心に扱う二階の床は、手入れの良く行き届いた木製。長い歴史の中で、多くの人たちが本を探して踏みしめたであろうこの床に、老舗としての歴史を感じることが出来る。

さらに二階の店の奥に掲げられている会津八一(号 秋艸道人)氏による「一誠堂」の書が、落ち着いた格調の高さを醸し出している。静かでしっとりとした時間が、ここには流れている…。

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