大屋書房

大屋書房(おおやしょぼう)
[古典籍] 江戸時代の和本、古地図、浮世絵版画、幕末、明治の古写真

和本が並ぶ「江戸時代」の専門店

 靖国通りと明大通りが交差する、駿河台下交差点の近く。赤レンガの外壁が美しい4階建のビルが大屋書房だ。看板には葛飾北斎の「赤富士」。扱う商品である「江戸時代の古書、古地図、浮世絵版画」の雰囲気が、店の外観にも漂う。

 店内に入ってびっくりするのが、きれいに並べられた和本のボリューム。まさに圧倒される迫力を持って、「江戸」が迫ってくる。
また、浮世絵版画の品揃えも豊富で、北斎、広重、英泉、豊国、国芳、芳年、国周、清親などの作品を数多く扱っている。


 それらの絵師の作品の中でも、現店主の娘さんで、四代目となる纐纈(こうけつ)久里さんが特に力を入れて集めているのが歌川国芳やその弟子の月岡芳年の作品。「武者絵や美人画など、いわゆる正統な浮世絵も描いている絵師なのですが、妖怪物や動物を擬人化した物などが素晴らしい作品として残っています」と、たくさんの作品を見せてくれた。「描かれているものが珍しく、さらに色彩的にも美しいので、若い女性のお客様に人気です。このようなものがきっかけとなって、さらに江戸文化にも興味を持ってもらえたらうれしいですね」と話してくれた。

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