玉英堂書店

玉英堂書店(ぎょくえいどうしょてん)
[古典籍] 古典籍、自筆物、初版本、限定本、近代文学、探偵小説

明治35年創業
100年以上の歴史をもつ老舗

 現店主・斉藤孝夫さんの祖父である創業者・斉藤英一郎さんが、本郷湯島天神下に古書籍の貸本屋業を始めたのが明治35年のこと。それから数えると、100年以上の歴史を経てきた老舗。

 1階の文学、探偵小説などを中心に扱う棚には、整然と本が並べられており、気持ちよく見ることが出来る。また多くの商品には薄いパラフィン紙がかけられており、本に対する深い愛情が伝わってくる。

2階に上がると奥には、この古書店の名物の一つ、稀購本ルームがある。右側の棚には貴重な初版本や限定本などが、表紙を正面にきれいに並べられ、中央のテーブルには古典籍の数々が美しい照明の中で鎮座している。

 本以外で目を引くのは、貴重な古書が多くある店内の、至るところに置かれている「ふくろう」の置物。店主の斉藤さんが約30年前から集め始めたという。「ふくろうは知識の鳥、本の鳥と言われているでしょう。商売柄、そういうところから集め始めました」と笑顔で話してくれた。その数は「自宅のものも含めると数千個になると思います。もう数えられません」とのこと。1階のレジ向かいの棚、2階に上がる階段、踊り場、稀購本の棚など…。お気に入りの「ふくろう」を探しながら店内を巡るのも楽しそうだ。

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