明倫館書店

明倫館書店(めいりんかんしょてん)
[自然科学] 自然科学

自然科学系の学術書専門店
数学関連は随一の品ぞろえ

 神保町交差点から、駿河台下交差点方面へ徒歩ですぐ。入り口には、全集モノや百科事典などがうずたかく積み上げられている。
1941年創業の明倫館書店は、もともと理工学書の専門店だった。が、現在では、医学、建築なども含む自然科学全般を扱っている。

「神保町には医学、建築、植物それぞれの専門店があり、在庫量ではかないませんが、うちは全般を網羅しています。ただし、数学関係はいちばん多いと思います。化学をやる人にも建築をやる人にも数学は必要ですから」というのは、三代目の平尾浩一郎さん。学術書が多く、硬い店というイメージもあるが、実は読み物、趣味的な本や雑誌も扱っている。古いラジオや時計の修理の本は、探している人が多く、入荷すればすぐ出てしまう。洋書も人気だ。

 店頭にある特価本のワゴンには、お目当ての掘り出し物を探し、いつも大勢の人が群がっている。「何か売れたら、すぐ別の本を補充していきます」と、平尾さん。店は1階と地階に分かれており、棚にはジャンル別にきれいに整理された本が、びっしりと並んでいる。

名物の“看板犬”「デニー」は、2000年頃から店に出ているそうだ。

 ホームページにも力を入れていて、顧客が探している本が見つかったらメールで連絡するサービスも行なっている。ここ数年、昭和40年代に神保町で生まれた若手陣が、各老舗の古書店の三代目として店を仕切るようになってきた。この店も御多分に漏れず、老舗ならではの持ち味と、若手三代目ならではの新しい感覚が共存している。

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