東京堂書店

東京堂書店(とうきょうどうしょてん)
[新刊書店]

すずらん通りに位置する明治23年創業の老舗

 多くの古書店、飲食店、画材店などが並ぶ「すずらん通り」の中ほどに位置する。創業は明治23年の新刊書店だ。店の外に見えるように設置されている「話題の新刊本」「ベスト10」等の本のディスプレイをチェックしてから店内に入っていく人も多い。

 店内の売り場は1階から3階まで。各フロアに設置されている見取り図どおり、きちんと整理され見やすいレイアウトになっている。1階には名物となっている、巨大な平積み台。大ベストセラーから、他の新刊書店の平積みでは決して見られないであろう、カルト本、小出版社の地味な本まで、たいていの新刊を一度にチェックできる。2階、3階で最近話題になっているのが、出版社ごとの「全点フェア」。2006年から、2ヶ月ごとに2、3階で各一社ずつのペースで行っている。学術書を中心に扱っている出版社が中心で、「本当に全点出してもらっています」と、店長の佐野衛さん。30年以上東京堂書店に勤務する佐野さんは、根っからの「本好き」。「学生時代は神保町や早稲田の古本屋街をよく歩きました。古本屋さんで本の勉強をさせてもらいましたね」と目を細め話てくれた。2階で多くのスペースを占める、海外作家のものも含めた全集などは、他店ではお目にかかれないものも多い。

並み居る新刊書店のかなでも一味違った品揃えで、本好きにはたまらない東京堂書店の秘密を、垣間見たような気がした。また、はす向かい「ふくろう店」は、「著者セレクトによるお勧め本コーナー」や「お買い得コーナー」などユニークな切り口で本が並んでいる。こちらにも足を運ぶと、さらに東京堂書店のこだわりが見えてくる。

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