岩波ブックセンター

岩波ブックセンター(いわなみぶっくせんたー)
[新刊書店]

岩波書店の書籍在庫日本一を誇る
神保町の新刊書店

 岩波ブックセンターは、その名の通り岩波書店発行の書籍を中心に扱う新刊書店だ。

岩波以外にも筑摩書房、平凡社、みすず書房など、いわゆる硬派出版社発行の本も充実の品揃えを誇り、「専門書の専門店」を謳っている。扱っている書籍のジャンルは歴史、文芸、政治、哲学、宗教、心理などの人文・社会科学系が中心。

 店の入り口には、「書物復権」の文字。「ベストセラー」にこだわらず、「良き書物」を提供しようという本に対する愛情が感じられる。岩波文庫、岩波新書の新刊を発売日にまとめて買いに来たり、みすず書房のPR誌「みすず」を競って買い求めたりとお客さんの反応をみても、店側の気持ちは伝わっているようだ。

 神保町に関わって30年という柴田信社長は、同業者らとともに2006年暮れに立ち上げた「本の街・神保町を元気にする会」の事務局長も務める。「本の街というブランドに胡坐をかいていてはだめ。

しかし、そのブランド力を高めるには、やはり本にこだわることから始めないと」。小冊子を作って神保町について各界の人たちの意見を聞いたり、編集者による現在の出版界に関するセミナーを開催したりと、様々活動を行っている。今後も、この街でしかできない様々なイベントや企画を考えていくそうだ。

「本好きの店員が、本好きのお客さんに、良い本を売る本屋さん」――まさに神保町らしい雰囲気が、店内には漂っている。

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