三省堂書店神保町本店

三省堂書店神保町本店(さんせいどうしょてんじんぼうちょうほんてん)
[新刊書店]

神保町の街に息づく
本のデパート

 いまや国内外に50店舗以上を構える大型ブックストア「三省堂書店」の一号店として、1881(明治14)年にオープンした神保町本店。1階から6階まで、総売り場面積4150平方メートルのスケールに140万冊に及ぶ書籍が並ぶ。まさに“本のデパート”と呼ぶにふさわしい。

 2007(平成19)年7月、店名を「神田本店」から現在の「神保町本店」へ変更した。「神保町には170を超える古書店や出版社、取次が密集しています。そんな世界有数の本の街に根ざした存在でありたいという願いが込められています」と話すのは、同店副店長の関根昭二さん。

 1階の新刊コーナーでは、話題の新刊をいち早く平積みにするなど、時機に合わせた書棚づくりに定評がある。また、五大紙の書評で取り上げられた書籍を並べたコーナーもある。今後どんな本がヒットするのか、出版界の“羅針盤”的に利用する出版関係者も少なくないという。

 時代に即した新しい取り組みにも積極的だが、老舗として守り抜いてきたプライドもある。「『三省堂に行けば必ず手に入る』そんな思いを抱いて来店されるお客様のご要望にお応えできるよう、長年努めて来ました。神保町は場所柄、読みたい本のイメージを明確に持って来店される方が多い。そうしたお客様を失望させないようにしています」

 小部数の出版物や地方の出版物などが豊富なほか、サービスカウンターでは店員が本探しを手助けしてくれる。巨大な“デパート”をぶらりと散策するもよし、プロの手を借りて探している本を一発探索するもよし、さまざまに楽しめそうだ。

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