「本と街の案内所」の写真

「本と街の案内所」とは

本と街の案内所は、この神保町に関する情報を総合的に提供する拠点として、2007年10月にオープンしました。本探しはもちろん、神保町の奥深い世界を楽しむためのお手伝いをしています。現在、神田古書店連盟を中心に、NPO連想出版などの神保町に関係の深い団体が共同で運営しています。

本と街の案内所公式ブログ

特集 神保町めぐりの新拠点「本と街の案内所」を活用しよう!! パート2

「BOOK TOWN じんぼう」で在庫検索ができる!テーマで巡る古書店散歩も楽しい

 書名や著者名が分かっている場合は、「BOOK TOWN じんぼう」の「古書データベース」が役に立つ。「古書データベース」には、神保町にあるおよそ50店舗の在庫35万冊が収録されており、どの書店に行けば探している本があるかが分かるという優れもの。だが一方で、利用者からは「古書データベース」で検索しても、なかなか探している本が見つからないという声を聞く。これについて中村氏は「確かにそうですね。このデータベースには35万冊の在庫が収録されているのですが、この35万冊という数、それなりの数ではありますが、中規模の公共図書館レベルです。神保町には、古書も新刊本も、単行本も文庫も、和本も洋書も、すべて合わせると、およそ1000万冊もの本があると言われています。そのうちの35万冊ですから、収録件数は、実は1割にも満たないのです。実際に検索してもらうと分かりますが、最近のベストセラーやビジネス本といった、大手のリサイクル本屋が扱っているようなタイトル、あるいは文庫のタイトルを検索してもほとんど見つかりません。このデータベースは、それぞれの古書店が『当店では、こんな貴重な、めずらしい本を置いていますよ』とアピールする、ショールームのような役割を果たしているのです」と、話す。

 本当は店頭にあっても、データベースには登録されていないという本も多くあるそうだ。だから「古書データベース」で見つからずとも、同じ著者の本が多くある店や同じような内容の本が置いている店に、実際に足を運んでみると見つかる可能性がある。また思いがけない本に出合ったり、新しい発見があって楽しい。

 とは言え、ただ闇雲に歩きまわるのも大変だ。自分が探しているジャンルの本を扱っている書店はどこか、「神保町へ行こう」の「神保町マップ」を手がかりにするとよい。「神保町マップ」では、古書店を「文学」「歴史」「外国語」「美術・版画」「サブカルチャー」などのカテゴリーに分けて、店舗情報を収録している。もし日本文学を主にあつかっている書店を探したいのであれば、カテゴリーの「文学」をたどって、あるいは「日本文学」をキーワードにして検索していくと、八木書店古書部や山猫屋、けやき書店など、その分野に強い店を探し当てることができるだろう。

 また「神保町へ行こう」では、「アートとデザインの散歩道」や「映画資料に触れる散歩道」など、古書店を中心としたテーマごとの散策コースを提案している。「案内所に、根付けの携帯ストラップを制作しているというデザイナーが参考資料を探しにきたことがあります。その時はこの『アートとデザインの散歩道』を紹介しました。そこに収録されている書店をめぐって和風デザインを考えるうえで参考になる資料をたくさん手に入れられたと、喜ばれました」と中村氏。

 この「散歩道」は、案内所でリーフレットとしても配布されている。リーフレットを片手に、観光気分で神保町めぐりをするのも楽しい。

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