アートとデザインの散歩道

神保町散歩道

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アートとデザインの散歩道 散歩する

散歩道 1 源喜堂書店

まずは地下鉄の小川町駅と神保町駅のほぼ中間にあるこのお店からお散歩をはじめよう!ここは、和本から洋書まで美術関連書が揃う、デザイナーやアーティスト御用達の店。古書業界でもとくに品薄といわれている、50~60年代の海外グラフィックデザイン関連の書籍や雑誌、希少な西洋美術書の翻訳版などの品揃えも豊富で、1冊1冊に日本語の“たすき”がかけられた洋書が並ぶ様子は圧巻だ。その道のプロが足しげく通う「究極の品揃え」を堪能しつつ、さらなるアートを求めて散歩道は続く。

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散歩道 2 南洋堂書店

書泉ブックマートの隣に佇む目を見張るようなモダンなビル。建物そのものが芸術の域に達しているのが、建築デザイン関連の本が並ぶ南洋堂書店だ。新進気鋭の建築家・菊池宏の手で改築がなされ、いっそうアートの香りが色濃くなった店内は、古本、新刊、特価本、雑誌のバックナンバーまで、新旧問わず建築に関する書物がズラリ。建築という「徳大サイズのアート」の迫力を肌で感じたら、今度は「小さな芸術」の世界に足を向けてみよう。

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散歩道 3 呂古書房

150を超える神保町エリアの古書店のなかでも、手のひらサイズの『豆本』を専門に扱っているのはこの呂古書房だけ。古布で包んだり、和紙を貼り込んだりと、手間をかけて丁寧に仕上げた豆本は、まさに「本という素材を使った芸術」といっても過言ではないだろう。もちろん文字もしっかりプリントされているので、読み物としても一級品。他にも挿画本や蔵書票など、思わず「写真に収めたくなる」ようなアート感覚あふれる物がいっぱい。

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散歩道 4 ボヘミアンズ・ギルド

2008年にすずらん通りに引っ越してきた、海外・日本の美術書や作家の署名本が並べられたボヘミアンズ・ギルドへ。2階にはに椅子が置かれ、明るい店内で、お目当ての本をゆっくり座って吟味できる気さくな雰囲気。竹久夢二のオリジナルものや、森鴎外の草稿、芥川龍之介の書簡など、古今の芸術家や文豪による肉筆も数多い。巨匠たちの「お宝」に目を細めながら至福の時間を過ごせる。

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散歩道 5 魚山堂書店

「写真」というキーワードが出たなら神保町交差点まで歩いて、ここ魚山堂書店へ。書棚には明治時代に刊行された古書から、海外の新進写真家の手による写真集、写真に関する雑誌にいたるまで、じつに1万点以上のアイテムが揃っている。お洒落なギャラリーといった印象の店内はとても本が選びやすく、店頭に並ばない膨大な在庫も、タイトルを伝えればほどなく取り出せるシステムを確立している。まさに写真&アートの宝箱さながら!

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散歩道 6 山田書店 美術部

多彩な古書店をめぐり美的感覚が研ぎ澄まされていくのを感じたら、今度は本と芸術の接点についてじっくり考えたい。靖国通りを少し東に戻り、書籍と密接に関係する版画家の作品を中心に据える山田書店 美術部へ。駒井哲郎や木村荘八といった、味わい深い巧みな挿絵で知られる名匠たちの作品は見ているだけでも楽しい。近現代の稀有な版画作品と、版画にまつわる書籍類も豊富。あの広重の作品も見ることができる「版画の美術館」だ。

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散歩道 7 KEIZO BOOKS

古きよき時代の芸術を存分に楽しんだら、最後に、モダンなビジュアル・ブック専門店のKEIZO BOOKSへ。画集、写真集、ファッション、デザイン集などが中心で、古いものから新しいものまで「見て楽しむ」本がいっぱい。とくに絵本のラインナップは、神保町エリアでもトップクラスといえるほど充実している。部屋のインテリアとして本を買っていく方も多いという。「アートとデザインの散歩道」のゴールを飾るにふさわしい古書店だ。

お疲れ様でした