TEA HOUSE TAKANO

TEA HOUSE TAKANO(てぃー はうす たかの)

いく種もの味と香りを楽しめる紅茶専門店

 創業1974年のTEA HOUSE TAKANOは、東京で初めてできた、紅茶専門店だ。すずらん通りの中ほど、東京堂書店の向かいに、地階の店に続く入り口がある。看板にはセイロンティーの品質を保証するライオンが描かれ、紅茶専門店の名に相応しい雰囲気が看板にも表れている。

 店内は、中央に大きなテーブルが置かれ、神保町の店としては珍しく、広くゆったりとしている。扱う紅茶は、インド、スリランカ、中国産のもので、種類は35、6種類、コルカタとコロンボの市場から仕入れている。紅茶研究家の肩書きを持つ店主の高野健次さんが、現地の代理人から送られてくるサンプルを自らテイスティングして、最高の品質のものを注文する。また、お店オリジナルのティーポットやティーメジャー(紅茶の計量スプーン)、ティーストレナー(茶こし)なども店内で売られ、人気が高い。

「今の若い世代の大半の人たちは、お茶といえばペットボトルをイメージする。ほんの一手間をかけ、本当のお茶を味わうという『丁寧な暮らし』が損なわれています。それはお茶の世界だけのことではありません。食生活や生き方にも同じことが言える」と、紅茶を通じて現代社会へ警鐘を鳴らす。

 紅茶選びの長い経験を持つ高野さん厳選の紅茶は、心が癒されるような香りと深い味わいを持っている。喫茶店といえばコーヒーのイメージが強い神保町の中で、“おいしい本当の紅茶”が味わえる貴重なお店だ。

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